映画レビュー 「ルーシー」

オススメ度 ★★★☆☆

何年か前に一度観ていて興味深い映画だという印象は残っていたが、詳細を覚えておらず、もう一度観ることにした。以前観た時はスカーレット・ヨハンソンさんという女優をあまり意識しておらず、今回、あぁ、そうか、ブラック・ウィドウの人が出ていたのかと再認識した。

リュック・ベッソン監督のぶっ飛んだストーリーは、深く理解する間もなく先へ先へと進んで行き、気がつくともう、すべてを超越した何だかよくわからないモノの存在を納得せざるを得なくなっている。よくよく考えちゃいけない。あんな物質(薬物)が存在するなら、ちょっとだけ試してみたいとか思っちゃいけない。ただただ、この世界を楽しもう。

スカーレット・ヨハンソンさん、ブラック・ウィドウよりもカッコ良いかも。何だったらブラック・ウィドウの誕生秘話にこの物語を付け加えるのも良いかもしれない。でも、最後はスケールが違いすぎる。この物語の最後のルーシーは、ひょっとするとサノスやキャプテン・マーベルよりも強いかもしれないよ。

韓国マフィアのボス役の チェ・ミンシクさんの凶暴ぶりも強烈で良かった。

LUCY/ルーシー – Wikipedia

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映画レビュー 「ライオン・キング」

オススメ度 ★★★☆☆

3DCGテクノロジーの進歩は、今後も恐ろしいほどの速度で発達していく事は、誰も疑わないだろう。ただ、2019年現在では、人間の、特に表情の動きに関しては、不気味の谷問題が存在する。人間の顔を、3DCGでリアルに表現すればするほど、人はそれを見て不気味だと感じるのである。

人は、人の顔を記憶のデータベースに問い合わせて誰なのかを特定したり、表情を読み解いたりするのに、脳の専用の部位を使うそうだ。不気味の谷問題は、脳のその専門的な働きに技術が追いついていないと言う事ではないか。

この、人間の脳の特殊な能力は、恐らくは動物の表情には適応していないと思われる。私は猫を飼っているので、猫が何を考えているのか表情でわかるぞと豪語したいところだが、人と同様のレベルで?と聞かれればYESとは答えられない。自分で飼っている猫の顔は、他の猫と完全に区別できると思っていても、似たような猫が多数写っている写真から、正確に区別できるかは疑問だ。人の写真なら、かなりの確率で可能だろう。

この作品のライオンは、かなり実写に寄せているので(イノシシと比較すれば)、例えばナラ(シンバの彼女?)とサラビ(シンバの母)は一瞬でどちらであるかを判断するのは難しい(私だけ?)。メスライオンが5頭以上固まっているシーンは、正直誰が誰なのかサッパリ分からなかった。

動物だと不気味の谷がない代わりに、こんな問題点が出てくるのだなと思った。

それと、格闘シーンについても、人のそれと比べると迫力を出すのは難しいと感じる。炎を使ったりと工夫が見られるが、人の格闘と同様の迫力を表現するまでには至っていない。

今のところ、これを解決するのはデフォルメに寄せるしかないのか。

おっと、この作品をけなしている訳ではない。十分に楽しめた。特にイボイノシシのプンバァ!!

ライオン・キング(2019年の映画)- Wikipedia

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映画レビュー 「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」

オススメ度 ★★★☆☆

ジェームズ・ボーエンさんが一匹の野良猫との出会いをきっかけとして、ホームレス、薬物依存の状態から抜け出す実体験を基にした映画である。

本物のボブが全編で頑張ってるし、ジェームズ役のルーク・トレッダウェイさんも少し本物のジェームズさんに似ている。この役者さん、若い頃のマーク・ハミルさんの面影あるなと思ったら、名前がルークでビックリした。

何が転機になって何処へ行くのか、人生はわからない。迷い込んできた猫がチャンスをくれることになるなんて、思いもよらなかったろう。思いがけずやってきた波に、決意と努力で乗っかったら、一段も二段も居心地の良いところにたどり着いたという感じか。

猫飼いなので、猫の可愛さ、脱走していなくなった時の心配や絶望感も共感を持って楽しめた。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ – Wikipedia

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映画レビュー 「スクール・オブ・ロック」

オススメ度 ★★★★☆

予告を観て、主演のジャック・ブラックさんの弾けっぷりが印象的だったので問答無用で観ることを決定。

ロックとは何かと言われてもぼんやりとしか答えられなかったが、これを観ればロックとは怒りだと自信を持って答えられる(笑。

ロックをまったく知らない生徒達に、ロックの歴史から考え方、表現方法までを徹底的に教え込むあたり、通常の授業よりも断然面白いだろうし、価値があったろうと思う。また、音楽が得意でない生徒達に、警備や演出、バンド名の考案等の役割を与えて、みんなで一丸となってひとつの目標に進ませるあたり、素晴らしい指導者ぶりだ。

主演のデューイ・フィン役のジャック・ブラックさんは、最近では「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」でユーモラスなおじさん役が印象的。この映画大好きである。続編も同じキャスト陣らしいので楽しみである。

マネージャー役のミランダ・コスグローヴさんは、この作品がきっかけなのかはわからないが、シンガー・ソングライターとしても活躍中。その他のメンバーのその後がまとめられているページがあった。

スクール・オブ・ロックの子役&キャストの現在まとめ

最後のバンド・バトルのシーンはもう最高!

スクール・オブ・ロック – Wikipedia

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映画レビュー 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

オススメ度 ★★★★★

Amazon Prime Videoでこれから観る映画を物色していたら、★4.5のこの作品を発見した。ジャケ写真にあるのはアイアンマンのハッピー役(というか監督)のジョン・ファヴローさんじゃないか。予告を観るとブラック・ウィドウのスカーレット・ヨハンソンさんもいるし、あれれ、アイアンマンのロバート・ダウニー・Jrさんも出てる。なんだこの作品は??という事で、この作品に決定した。

TwitterやらFacebookやら、今どきのツールがたくさん出てきて、随所に笑えるところ満載。可笑しい、楽しい、主人公の息子パーシー役のエムジェイ・アンソニーくん可愛い、元妻役のソフィア・ベルガラさんとってもきれい、ほんとーに嫌なやつはでてこないので最後まで口を開けっ放しで観てた。

ジョン・ファグローさん、ライオンキングの監督も務めているし、多忙の中でもこんなにホッとする作品も作れるなんてすごい。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました – Wikipedia

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映画レビュー 「ビューティフル・マインド」

オススメ度 ★★★★☆

2001年の映画らしいが、何故かノーマークで観てなかった。ラッセル・クロウさんが出ているくらいしか知らないで観たのが良かった。なんて展開なんだろう。本当にびっくり仰天した。そして、これが実在の人物を扱った映画であることを後で知って(ノーベル賞の受賞あたりでそうだろうとは思ったが)あらためて仰天した。

統合失調症というと今ではよく聞くが、これは1950-1960年代の話である。勿論今ほどにはこの病気に関する情報も経験値もなく、さぞかし苦労したであろう。ショック療法等の荒治療は、受けるのも見るのも大変そうだ。

幻覚で見える人物、風景、そして自分に与えられる使命から、無意味な作業に没頭するあたり、とても頭の良い人なのに何故と思ってしまうが、病気がそうさせるのであろう。

妻のアリシア・ナッシュ役のジェニファー・コネリーさんと、幻覚で登場するひとりであるチャールズ役のポール・ベタニーさんは、この作品の縁で結婚している。

ビューティフル・マインド – Wikipedia

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映画レビュー 「アウトロー」

オススメ度 ★★★★☆

原題「Jack Reacher」を邦題「アウトロー」にしてしまった。そして、続編である「Jack Reacher: Never Go Back」が邦題「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」になったことで、同じシリーズであることがわかりにくくなっている。邦題を考える人は、日本でのわかりやすさを考えているんだろうけど、こういうことが起きてしまう。「Gravity」という映画は、「ゼロ・グラビティ」になった。グラビティがわかりにくいのであれば、ゼロ・グラビティでわかりやすくなる訳がない。どうせなら「無重力」とかにすればわかりやすいが、それだとちょっとかっこ悪いのだろう。ゼロ・グラビティを観ると、地球にやっとこさ帰った主人公が感じる「Gravity」のそれこそ”重さ”をヒシヒシと感じる。いっそのこと、邦題というのをやめたらどうだろうか。って、これは何のレビュー?

自分、そんなにトム・クルーズさん好きなの?と思ってしまうほど、彼の映画をガンガン観ている。好きなのかなぁ。歳をとって渋くなったトム。こういう役は似合うねぇ。

イラク戦争、狙撃手というと、「アメリカン・スナイパー」と通じるものがある。どちらも戦争体験によって心を蝕まれる人が登場する。片方は実話なので、一緒にしてはいけないが、何にせよ、戦争というものは、良い要素はひとつもない。

続編もそうだけど、色恋にならない進行がニクイね。ジャック・リーチャーはそんな男ではないのだ。冒頭のシーンでは部屋に女がいたが、いわゆる行きずりの女なのだろう。

続編も面白いけど、こっちの方が好きだ。

アウトロー (2012年の映画) – Wikipedia

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映画レビュー 「イコライザー」

オススメ度 ★★★★★

よくあるストーリーといえばそれまでだが、盛り上がる要素がてんこ盛りで飽きることがなく、終わりもすっきり気持ちよい。最後は特にハラハラドキドキだ。敵役のニコライ・イチェンコさんが特に良い。

アリーナとの深夜のダイナーでの会話が印象的だ。「ロバートは本を読む。ボブはテレビを観る。」「君はなりたいものに何にでもなれる。」「世界を変えろ!」

アリーナの友達、マンディ役のヘイリー・ベネットさん、どこかで観たなと思ったらマグニフィセント・セブンで夫を殺された奥さんだった。綺麗な人だ。

あのダイナーのマスターもいい人だな。

イコライザー2を観たけど、この作品に比べたらちょっとがっかりだった。名作を超えるのは難しい。イコライザー3は、ロバートの過去をやってほしいな。

アリーナ役のクロエ・グレース・モレッツさんのアバズレ具合もすばらしい。

イコライザー (映画) – Wikipedia

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映画レビュー 「コンスタンティン」

オススメ度 ★★★☆☆

レイチェル・ワイズさんをよく知らなかったので、あれ、メドベージェワさん出てる?って思った。本当に似てる。でも違うけど。

ガブリエル役のティルダ・スウィントンさんはどこかで観たことあると思ったら、Dr.ストレンジのお師匠さんだった。

ジョンのタバコの吸いっぷりがものすごく良いので、タバコをやめて20年以上経つけど、吸うシーンの度に自分の肺が汚れていく気がした。こういうのは本当に何か害があるんじゃないかと思ってしまう。タバコをやめたい人は観たほうがいい、と思える表現が沢山ある。

天国と地獄というのは、両極端過ぎて受け入れ難い。天国が普通で、地獄がレアケースだとしても、地獄で受けるであろう仕打ちのイメージが悪すぎる気がする。刑務所くらいのところで、刑期が終われば天国に行けるのであればわかるけど、そうじゃないよね。まあ、私は無宗教者なのでこれくらいにしよう。

コンスタンティン2の話があるらしい。ハーフブリードになった誰かさんも出てくるのかな。楽しみに待つとしよう。

コンスタンティン – Wikipedia

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映画レビュー 「ツレがうつになりまして。」

オススメ度 ★★★★☆

映画好きとしては非常に便利な時代になり、通勤電車の中で日々映画を観ている。困るのは悲しいシーンだ。涙が溢れてきて、鼻水をすすり出す。スマホを置いてメガネを外し、ハンカチで目頭を押さえて、テシュで鼻をかむ。めんどくさい。しばし休憩だ。最初はちょっとカッコ悪い気がしたけど、周りを見渡しても誰も自分なんか見てない。どうせなら涙ぼろぼろで鼻水タラタラのまま、観続けられたらどんなにいいかと思うけど、そこまで勇気が出ない。

この作品の涙腺爆発ポイントは、開始から1時間40分のところであった。あなたの場合はどこかな?

割と長く仕事をしてきたので、周りでウツになった人を何人も見てきたし、不幸な話もいくつも聞いた。自分でも、ノイローゼみたいになって、ヤバイかなと思ったこともあった。「心の風邪」という表現がでてくるけど、ちょっと軽い気がする。

この作品は、夫婦の愛の物語であり、人の暖かさの物語である。やっかいな病気だけど、愛と暖かみが助けになるんだろう。この病気が、もっと早く、より良く回復できる世になるように祈りたい。

宮﨑あおいさんがかわいいのは言わずもがな。

ツレがうつになりまして。 – Wikipedia

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