Oculus Quest 2 は、ほとんど毎日 FitXR というフィットネスアプリで使用している。
純正の Elite ストラップを使用していて、ほぼ不満はなかったのだが、ある日突然割れてしまった。この不具合が話題になって販売が中止されて再開後に買ったので、改善されていると思っていたのに残念だった。
そこで、以前使用していた中華製ストラップを出してきたのだが、このストラップ、使っているうちに後頭部が上にズレてくるのが難点だった。人によるとは思うが。。。
Elite ストラップが優秀なのは、後頭部のサポート部分なんだよなと思ってひらめいた。横の部品が割れても、後頭部のサポート部分は無事じゃんか。
なので、Elite ストラップの後頭部サポートを中華ストラップに移植することにした。
まず、Elite ストラップの後部の白い部分(サイズを調整するギアが入っているところ)と黒い部分を分離させる。これは画像を残してなかったのだが、白と黒の境目にマイナスの精密ドライバを突っ込んでグリグリやった。白い部品はもう使わないし、黒い部品も接続部分は削ってしまうので、気にしなーい。
で、これの突起がある部分をリューターで切断する。
中華ストラップの後頭部サポートのクッションを取り外し(マジックテープになっている)、マジックテープ部分をのこしてスポンジが入った部分をカッターで切り離し、マジックテーブの部分を Elite ストラップのリューターで削った部分に両面テープで貼り付ける。
後頭部が上にズレる問題はかなり改善されて使いやすくなった。もともと、この中華ストラップはオデコと後頭部で支えて本体をぶら下げる構造になっているので、顔面への圧迫が少なく、長時間の使用でも疲れにくい。この改造で、さらに快適になった。
今は、Elite ストラップのような後頭部サポートがついた、オデコで支えるストラップも出ているようなので、探してみると良いと思う。