映画レビュー 「バーレスク」

オススメ度 ★★★★★

まったくのノーマークだったところ、カミさんが観たいというので観たところが大ハマり。Amazonで購入して、何度も観ている。

クリスティーナ・アギレラは本作で知った。何というパワフルなボーカルであろうか。ニッキのイタズラによって、ステージでボーカルを初披露して、スタッフを含めた全員の度肝を抜いて拍手喝采のシーンは、ちょっと元気を出したい時にそこだけ再生している。

田舎から出てきて、バックコーラスの仕事の口を探して求人広告にバツをつけていくシーンがあるけど、あんなに歌唱力あるなら初めからレコード会社にデモテープ(今はデモCD?)持って行った方が良かったんじゃないかと思ってしまう。

冒頭のテスが歌う「welcome to burlesque」は、歌もダンスも圧巻だけど、サビのオカズを気持ちよさそうに叩いているドラマーに共感したくなる。

ここの歌詞のふりがな参考になる。

welaome to burlesqueの歌詞のふりがな – Y!知恵袋

ダンサーの衣装がセクシー過ぎるので、電車で観るのは少し気がひけるが、何回でも観られる、超オススメの映画である。

バーレスク(映画) – Wikipedia

映画レビュー 「マトリックス」

オススメ度 ★★★★★

日本公開は1999年、もう古い映画の部類だ。歳をとるわけだ。続編の製作が決まったとの報道で、もう一度観ようと思った。

今、現実と思っているこの世界の実体が、マトリックスだろうが違う何かだろうが、気がつかなければ何だって同じだ。現実と思っているこの世界が、何か別の次元の大きな世界から支配されている存在だと感じた事はないだろうか。冒頭でモーフィアスがネオにそのような事を言っていたが、ようやく、そうだよなと合点がいくようになった。

この宇宙はビッグバンから始まったというが、その前は何が存在していたのか。このビッグバンの誕生から消滅までを観察している何かが存在しないと言い切れるか。もし、そのような存在が、この宇宙で起きている事をコントロールできるとしたら?

この世界を上の次元から眺めていて、そこで起こる事象に介入できる何者かがいるとしたら、それは多分、神と呼ばれるに相応しいのだろう。マトリックスの住民たちは、それを支配しているマシンの存在を、おぼろげに神のような存在として感じているのかもしれない。

マトリックス(映画) – Wikipedia

映画レビュー 「運び屋」

オススメ度 ★★★☆☆

クリント・イーストウッドさん監督・主演である。公開当時88歳。この年齢で監督・主演の映画を作れるのは、この人しかいないのではないか。その点だけであっぱれである。

どこまでが事実なのかまでは調べてないが、年齢を重ねても美味しい話には乗っちゃいけない。気をつけよう。

娘でアイリス役のアリソン・イーストウッドさんは、実の娘さんだ。

主役のアール・ストーンについては、家族との絡み、特に終盤の元妻との関係でしっかりとした展開があるが、脇のブラッドリー・クーパーさん、ローレンス・フィッシュバーンさんの豪華メンバーによる取り締まる側の展開が、少し物足りなさを感じた。あの麻薬組織は一網打尽にできたのだろうか。しかし、ここが濃すぎると、豪華メンバーだけに主役側が食われる可能性もあるので難しいところかもしれない。

名作「グラン・トリノ」の観後感を超えるのはやはり難しい。でも、今後も期待したい。

運び屋(映画) – Wikipedia

映画レビュー 「アポロ13」

オススメ度 ★★★★★

Amazon Prime Videoで購入した最初の作品がこれ。もう何回観たろう。超お気に入りだ。「ファースト・マン」も観たが、この作品のようには好きになれなかった。

アポロ11号でニール・アームストロングさんとバズ・オルドリンさんが月面に降り立ったのは、1969年7月21日、半世紀も昔だ。月に降りた最後となったアポロ17号は、1972年12月。それから現在まで、誰も月には行っていない。「2001年宇宙の旅」が公開されたのは1968年。あのころの人たちは、21世紀に入るころには、人類は火星や、木星、土星の衛星にも足を伸ばして、ISSなんかより遥かに大きな宇宙ステーションと地球を頻繁に往来していると思っていたに違いない。実際、2001年元旦に箱根で新年を迎えた時、「あれ、21世紀だよなぁ、何だか違うよなぁ」と思った。宇宙への歩みはこんなに遅くて良いのか。でも、これは仕方がない。月に行くのは大仕事だ。お金も掛かる。アポロ計画全体のコストは、今のお金で20兆円くらい掛かっているんだよね。気軽に出せる金額ではないのだ。あの当時、ソ連との競争も手伝って、アメリカは途方も無いことをやったのだ。

この作品を観ていつも思うのは、アメリカは大した国だという事。出したお金の事だけじゃない。それを成し遂げようとしている人々の熱意、責任感の高さ。恐れ入る。これが映画の演出だけじゃない事は、現実の結果が証明している。膨大なテストや訓練に掛けた価値は、想定外の出来事が起きた時、最大限に生かされる。

「2101年宇宙の旅」では、どんな世界が広がっているのだろう。ガンダムの世界のように、スペースコロニーが宇宙空間に数十、数百と存在する?あー、あと80年とかじゃ無理そうだよね。それこそ、アポロ計画の比ではないくらいお金が掛かるし、そのお金を生むには、世界中がもっと仲良くならなくちゃいけない。でも、大林組がもうすぐ宇宙エレベーターを作ってくれるから、そんなにコストを掛けずに宇宙開発ができるようになるかな。

アポロ13 – Wikipedia
アポロ計画 – Wikipedia
「宇宙エレベーター」建設構想 – 大林組

映画レビュー 「エクス・マキナ」

オススメ度 ★★★☆☆

ほぼ、人里離れたシンプルで美しい研究所内でストーリーは進み、登場人物も少ないが、複雑な神経戦が展開される。音楽も含めて全体に凛とした美しさがある。

ゲストのケイレブ役にドーナル・グリーソンさん、社長のネイサン役にオスカー・アイザックさん。なんとこの組み合わせは、STAR WARSのハックス将軍とポー・ダメロンではないか。この二人が「最後のジェダイ」の冒頭で愉快な無線での会話をしていたと思うと、実に微笑ましい。ネイサンはとても立派な髭面で眼鏡なので、一目でポーだと分かる人は少ないだろう。

この作品の時代が明示されていないが、ケイレブのAIロボットへの反応を見れば現代(2019年)とそれほどかけ離れていないと思われる。この社長はAIロボットを世に出すことに余程慎重なのだろう。テストなんかしてないで早く発表しなさい。驚くべき完成度だ。

続編の話はないのだろうか。あるのなら、とても楽しみである。

エクス・マキナ – Wikipedia

映画レビュー 「ルーシー」

オススメ度 ★★★☆☆

何年か前に一度観ていて興味深い映画だという印象は残っていたが、詳細を覚えておらず、もう一度観ることにした。以前観た時はスカーレット・ヨハンソンさんという女優をあまり意識しておらず、今回、あぁ、そうか、ブラック・ウィドウの人が出ていたのかと再認識した。

リュック・ベッソン監督のぶっ飛んだストーリーは、深く理解する間もなく先へ先へと進んで行き、気がつくともう、すべてを超越した何だかよくわからないモノの存在を納得せざるを得なくなっている。よくよく考えちゃいけない。あんな物質(薬物)が存在するなら、ちょっとだけ試してみたいとか思っちゃいけない。ただただ、この世界を楽しもう。

スカーレット・ヨハンソンさん、ブラック・ウィドウよりもカッコ良いかも。何だったらブラック・ウィドウの誕生秘話にこの物語を付け加えるのも良いかもしれない。でも、最後はスケールが違いすぎる。この物語の最後のルーシーは、ひょっとするとサノスやキャプテン・マーベルよりも強いかもしれないよ。

韓国マフィアのボス役の チェ・ミンシクさんの凶暴ぶりも強烈で良かった。

LUCY/ルーシー – Wikipedia

映画レビュー 「ライオン・キング」

オススメ度 ★★★☆☆

3DCGテクノロジーの進歩は、今後も恐ろしいほどの速度で発達していく事は、誰も疑わないだろう。ただ、2019年現在では、人間の、特に表情の動きに関しては、不気味の谷問題が存在する。人間の顔を、3DCGでリアルに表現すればするほど、人はそれを見て不気味だと感じるのである。

人は、人の顔を記憶のデータベースに問い合わせて誰なのかを特定したり、表情を読み解いたりするのに、脳の専用の部位を使うそうだ。不気味の谷問題は、脳のその専門的な働きに技術が追いついていないと言う事ではないか。

この、人間の脳の特殊な能力は、恐らくは動物の表情には適応していないと思われる。私は猫を飼っているので、猫が何を考えているのか表情でわかるぞと豪語したいところだが、人と同様のレベルで?と聞かれればYESとは答えられない。自分で飼っている猫の顔は、他の猫と完全に区別できると思っていても、似たような猫が多数写っている写真から、正確に区別できるかは疑問だ。人の写真なら、かなりの確率で可能だろう。

この作品のライオンは、かなり実写に寄せているので(イノシシと比較すれば)、例えばナラ(シンバの彼女?)とサラビ(シンバの母)は一瞬でどちらであるかを判断するのは難しい(私だけ?)。メスライオンが5頭以上固まっているシーンは、正直誰が誰なのかサッパリ分からなかった。

動物だと不気味の谷がない代わりに、こんな問題点が出てくるのだなと思った。

それと、格闘シーンについても、人のそれと比べると迫力を出すのは難しいと感じる。炎を使ったりと工夫が見られるが、人の格闘と同様の迫力を表現するまでには至っていない。

今のところ、これを解決するのはデフォルメに寄せるしかないのか。

おっと、この作品をけなしている訳ではない。十分に楽しめた。特にイボイノシシのプンバァ!!

ライオン・キング(2019年の映画)- Wikipedia

映画レビュー 「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」

オススメ度 ★★★☆☆

ジェームズ・ボーエンさんが一匹の野良猫との出会いをきっかけとして、ホームレス、薬物依存の状態から抜け出す実体験を基にした映画である。

本物のボブが全編で頑張ってるし、ジェームズ役のルーク・トレッダウェイさんも少し本物のジェームズさんに似ている。この役者さん、若い頃のマーク・ハミルさんの面影あるなと思ったら、名前がルークでビックリした。

何が転機になって何処へ行くのか、人生はわからない。迷い込んできた猫がチャンスをくれることになるなんて、思いもよらなかったろう。思いがけずやってきた波に、決意と努力で乗っかったら、一段も二段も居心地の良いところにたどり着いたという感じか。

猫飼いなので、猫の可愛さ、脱走していなくなった時の心配や絶望感も共感を持って楽しめた。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ – Wikipedia

映画レビュー 「スクール・オブ・ロック」

オススメ度 ★★★★☆

予告を観て、主演のジャック・ブラックさんの弾けっぷりが印象的だったので問答無用で観ることを決定。

ロックとは何かと言われてもぼんやりとしか答えられなかったが、これを観ればロックとは怒りだと自信を持って答えられる(笑。

ロックをまったく知らない生徒達に、ロックの歴史から考え方、表現方法までを徹底的に教え込むあたり、通常の授業よりも断然面白いだろうし、価値があったろうと思う。また、音楽が得意でない生徒達に、警備や演出、バンド名の考案等の役割を与えて、みんなで一丸となってひとつの目標に進ませるあたり、素晴らしい指導者ぶりだ。

主演のデューイ・フィン役のジャック・ブラックさんは、最近では「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」でユーモラスなおじさん役が印象的。この映画大好きである。続編も同じキャスト陣らしいので楽しみである。

マネージャー役のミランダ・コスグローヴさんは、この作品がきっかけなのかはわからないが、シンガー・ソングライターとしても活躍中。その他のメンバーのその後がまとめられているページがあった。

スクール・オブ・ロックの子役&キャストの現在まとめ

最後のバンド・バトルのシーンはもう最高!

スクール・オブ・ロック – Wikipedia

映画レビュー 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

オススメ度 ★★★★★

Amazon Prime Videoでこれから観る映画を物色していたら、★4.5のこの作品を発見した。ジャケ写真にあるのはアイアンマンのハッピー役(というか監督)のジョン・ファヴローさんじゃないか。予告を観るとブラック・ウィドウのスカーレット・ヨハンソンさんもいるし、あれれ、アイアンマンのロバート・ダウニー・Jrさんも出てる。なんだこの作品は??という事で、この作品に決定した。

TwitterやらFacebookやら、今どきのツールがたくさん出てきて、随所に笑えるところ満載。可笑しい、楽しい、主人公の息子パーシー役のエムジェイ・アンソニーくん可愛い、元妻役のソフィア・ベルガラさんとってもきれい、ほんとーに嫌なやつはでてこないので最後まで口を開けっ放しで観てた。

ジョン・ファグローさん、ライオンキングの監督も務めているし、多忙の中でもこんなにホッとする作品も作れるなんてすごい。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました – Wikipedia