SwitchBotスマートロック – サムターン中心軸変更

ウチの勝手口はカミさんの実家とつながっていて、ドアをもう一つ開けるとそこは実家だった。過去形なのは、先月実家を解体して、実家がなくなってしまったから。勝手口を開けると、なんと外に出られるようになってしまった。当たり前だけど。

ということで、勝手口にスマートロックをつけようと、AmazonでSwitchBotスマートロックの指紋認証パッドセットをポチった。玄関にはQrio Lockがついている。Qrio Lockは数年使っていて問題もなかったので、勝手口もQrioで良かったのだが、SwitchBotが安価なことから、試してみようと思ったのだ。しか~し、ポチった後でウチの勝手口には対応していないことに気づいた。サムターンの回転中心からドア枠までが、4cm以上なくてはならないのに、ウチのは2.7cmしかない。まずい。

サムターンの回転中心からドア枠まで2.7cmしかない。

こういう時は3Dプリンターの出番だ。ギアをかましてサムターンの中心をずらしてやればよい。試行錯誤を繰り返して、なんとか目的を達成できるものが出来上がった。最初はギアの歯数を12にしていたのだが、これだと歯の一つに対する抵抗が大きすぎて回転に大きな引っ掛かりがでる。歯数を21(だったかな)にしてスムーズに回るようになった。ギア部分は、ギアの3Dモデルを無料でダウンロードできるサイトを使った。ありがたい。

Gear Model for 3D

上のギア上面がちょっと汚くなったが問題ないレベル

素材はPLA。こういう使い方でどの程度耐久性があるのかわからないが、だめになったらまた作れば良し。